日本の不動産投資信託(REIT:Real Estate Investment Trust)のこと。
投資家から資金を集めて不動産を運用して得た賃料収入等を元に投資家に分配する、「投資信託及び投資法人に関する法律」に基づく金融商品。
不動産を売買、賃貸して収益を得る専門の会社(投資法人)または同様の機能を担う信託会社が証券(投資口)を発行し、金融商品として取引されます。それぞれが運用する不動産の種類やその構成は異なります。証券(投資口)は発行主体ごとに流通しますが、証券取引所に上場されているものも多く、その取引価格は日々市場において変動します。
JREITの利益は、不動産の賃貸や売買による収益から得られ、課税されることなくほぼそのまま投資家に分配されることが特徴です(配当可能利益の90%超を分配することにより、法人税がかかりません)。